密なカラダにくちづけて。
他のメッセージも見てみる。

【啓介さん、今晩も二人で飲みたいな。】

【一人になりたくないの。お願い。啓介さんだけが頼りなの。】

【奥さんがいてもいいから、私といて】

アヤナから迫っている様にみられる文章に 啓介の返信は

【嫁とはあまり上手く行ってないよ。俺もアヤナといたいな。】

【アヤナみたいな素敵な子を二番なんかにしておけない。】

【アヤナを好きになってもいい?】


何これ? 気持ち悪い。って、瞬時に思った。

啓介も懲りないのね。

まだまだ見たかったけれどお風呂の戸が開く音。 啓介が上がる。 私は、携帯を閉じて 鞄へと戻した。
< 55 / 179 >

この作品をシェア

pagetop