密なカラダにくちづけて。
その頃、気分転換にと母が知人の飲食店で人手が足りないから短時間だけ働いてみないか。と言ってくれてた。短時間なら子供達の面倒見るよ。なんなら、晩御飯も作っとくよと。

母は、母なり疲弊してた私に気を使ってくれたんだと思う。

私は母の言葉に甘えて、少しだけ雇ってもらう事にして働き始めた所に康弘が来た。

最初からわかっていたわけではないけど、やたら話しかけられて、無視も出来ないしな。と、話していくうちに、まさか…。と思ったら。


康弘の事を特別に気に入ったわけではない。

ただ、復讐するならもってこいの相手。
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