密なカラダにくちづけて。
寝る前――

啓介が私を誘う。 私は拒みはせずに受け入れた。

啓介に触られながらも 啓介が見つめる先を読み取る。

アヤナを思い浮かべながら 私のナカに入るの?

その不信感を決して見せずに喘ぐ私。

頭の中を埋め尽くすのは

どうやって、制裁してやろう。

その言葉だった。
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