あの頃、テレフォンボックスで
12月は最近ではそれほど寒い季節ではない。
それに、今日はこの上なく小春日和。
植物園は来園者も少なく、
たまに小さな子連れの家族を
見かけるけれど
自分の子どもを追いかけるのに
精一杯の親たちは、
私たちのことなど
気にもかけない。
「あっちの方に芝生の広場があるはずよ。」
私が指差す方に二人で歩いて行く。
空は青く、
木々の間を吹く風は
ちょうどいいくらいに
ひんやりしていて心地よい。
芝生にシートを広げ、
私の作っていったお弁当を食べる。
「植物園なんて・・・
小学校の遠足以来だなぁ。」
「遠足で植物園って、
なんだか地味じゃない?」
今日は・・・私とケイタの二人で遠足。
こんなに天気がよく
気持ちのいい日に、
ケイタと二人で。
さすがに12月だけあって
芝生に寝転がっている人はいない。
向こうの方で
小さな子ども2人と母親が
ボール遊びをしているだけ。
それに、今日はこの上なく小春日和。
植物園は来園者も少なく、
たまに小さな子連れの家族を
見かけるけれど
自分の子どもを追いかけるのに
精一杯の親たちは、
私たちのことなど
気にもかけない。
「あっちの方に芝生の広場があるはずよ。」
私が指差す方に二人で歩いて行く。
空は青く、
木々の間を吹く風は
ちょうどいいくらいに
ひんやりしていて心地よい。
芝生にシートを広げ、
私の作っていったお弁当を食べる。
「植物園なんて・・・
小学校の遠足以来だなぁ。」
「遠足で植物園って、
なんだか地味じゃない?」
今日は・・・私とケイタの二人で遠足。
こんなに天気がよく
気持ちのいい日に、
ケイタと二人で。
さすがに12月だけあって
芝生に寝転がっている人はいない。
向こうの方で
小さな子ども2人と母親が
ボール遊びをしているだけ。