あの頃、テレフォンボックスで
お弁当を食べてからケイタは
シートの上に寝転がった。
腰から下はシートからはみ出している。
「ケイタは・・・・
なんで彼女いなかったのかな。
不思議。
未来たち、前に
『ケイタさんって、
女には興味がないんじゃないかな』
って言ってたわよ。」
「は?俺がゲイってこと?」
「じゃなくて。
女の子と付き合うとか・・・
そういうことに関心がないんじゃないかって。」
「確かに・・・
関心がなかったかも。
ってゆーか、
女といる意味がわからなかった、
のかな。
俺さ、
中学のときはこれでも
けっこうモテてて
彼女もとっかえひっかえ
してたんだよ?」
「そうなの?
でも、モテると思うわ。」
照れてるケイタを見て笑った。
「中学のときはね、
今から考えられないくらい
悪いことばっかしてた。
学校は行かないし、
行っても途中で帰るし。
家に帰っても誰もいないんだけど、
行くとこないから
ゲームセンターで遊んでたり。
お金はいつも持たされてたけど
万引きしてみたり。
何度も補導されて・・・・
そのたびに親が呼び出されてた。」
シートの上に寝転がった。
腰から下はシートからはみ出している。
「ケイタは・・・・
なんで彼女いなかったのかな。
不思議。
未来たち、前に
『ケイタさんって、
女には興味がないんじゃないかな』
って言ってたわよ。」
「は?俺がゲイってこと?」
「じゃなくて。
女の子と付き合うとか・・・
そういうことに関心がないんじゃないかって。」
「確かに・・・
関心がなかったかも。
ってゆーか、
女といる意味がわからなかった、
のかな。
俺さ、
中学のときはこれでも
けっこうモテてて
彼女もとっかえひっかえ
してたんだよ?」
「そうなの?
でも、モテると思うわ。」
照れてるケイタを見て笑った。
「中学のときはね、
今から考えられないくらい
悪いことばっかしてた。
学校は行かないし、
行っても途中で帰るし。
家に帰っても誰もいないんだけど、
行くとこないから
ゲームセンターで遊んでたり。
お金はいつも持たされてたけど
万引きしてみたり。
何度も補導されて・・・・
そのたびに親が呼び出されてた。」