あの頃、テレフォンボックスで
「ただいま~」
7人の仲間を引き連れて
未来が帰ってきた。
その中に・・・ケイタの姿はない。
「サークルのメンバーってこれだけ?」
キッチンで聞く私に、未来は
「まさか。みんな塾やら習い事やら・・・
まだクラブしてるところもあるし、
ま、やる気のあるメンバーって言ったら
これくらいしか残らないのよね。」
と言った。
ケイタは塾だろうか・・・?
ケイタもまた
このメンバーの前で
私に会うことを
ためらっているのかしら。
そう考えただけで
胸が熱くなる。
たとえば、この中の誰かが
長井くんや、林くんが
私のことを好きだと言ってくれたとしたら、
私は
なにをバカなことを、と
笑って受け流すにちがいない。
そんなこと
考えられないし、ありえない。
なのに、どうして
ケイタに対して
こんな気持ちになったのだろう。
結局
人を好きになるって
なにもかも関係なくて
年も立場もそんなものどうでもよくて、
誰かと誰かの
魂が触れ合う・・・・
そういうことなのかな。
今ごろそれを理解するなんて
私は本当にオクテなのかもしれない。
でも、
周りを見渡してみて
本当に魂が触れ合って
結婚した夫婦がいるとは思えない。
やっぱり打算なのかなぁ・・・・
7人の仲間を引き連れて
未来が帰ってきた。
その中に・・・ケイタの姿はない。
「サークルのメンバーってこれだけ?」
キッチンで聞く私に、未来は
「まさか。みんな塾やら習い事やら・・・
まだクラブしてるところもあるし、
ま、やる気のあるメンバーって言ったら
これくらいしか残らないのよね。」
と言った。
ケイタは塾だろうか・・・?
ケイタもまた
このメンバーの前で
私に会うことを
ためらっているのかしら。
そう考えただけで
胸が熱くなる。
たとえば、この中の誰かが
長井くんや、林くんが
私のことを好きだと言ってくれたとしたら、
私は
なにをバカなことを、と
笑って受け流すにちがいない。
そんなこと
考えられないし、ありえない。
なのに、どうして
ケイタに対して
こんな気持ちになったのだろう。
結局
人を好きになるって
なにもかも関係なくて
年も立場もそんなものどうでもよくて、
誰かと誰かの
魂が触れ合う・・・・
そういうことなのかな。
今ごろそれを理解するなんて
私は本当にオクテなのかもしれない。
でも、
周りを見渡してみて
本当に魂が触れ合って
結婚した夫婦がいるとは思えない。
やっぱり打算なのかなぁ・・・・