『命』の意味

『名前なんて言うの?』
私の家に向かうときに聞かれた。

『あ、麻美・・・』

ちょっと緊張している。なぜなら男の子と二人で夜道を歩くなんて初めてだからである。

『麻美ね!了解!俺、健太…ってさっき教えたか!』

っと、笑いながら言った。

『ぷっ…!ははは!(笑)』

思わず笑ってしまった。
『やっぱ麻美ゎ笑ってるときのが可愛い…』

“麻美”という言葉に少しドキッとしてしまった…。

『えっ…。あ、ありがとう…』

いきなりの言葉にビックリした。

『よかったらアド教えてよ!』

と言われたので赤外線して彼のデータを受信した。

【kenchan.0626@・・・】

『けんちゃん…?』

声に出してアドレスを読んだ。

『あぁー。俺、連れから健ちゃんって呼ばれてるからさぁ。まぁ適当に作った。』

どうやら考えるのがめんどくさかったのであろう。

『んぢゃ、私も健ちゃんって呼んでいい!?』

と、冗談半分で言った。
『ぷっ。お前もか!別にいいぜ!』

照れくさそうに言った。私的にゎ言ってほしいとしか聞こえない。

『けーんちゃーん(笑)なんか可愛いっ!』

と、さっきからからかっている。そのうちに私の家に着いて

『じゃーな』

健ちゃんがすごい笑顔でこっちをみながら手を振ってくれた。

だから私も

『ばいばーい。気をつけてね!』

と言い、いえの中に入った。

寝る前に携帯を見たら
-----------------------
to 健ちゃん

無題
________________
風邪引かないように気を付けろよ!

おやすむ

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『おやすむって・・・(笑)健ちゃんらしぃ!』

この日から新たなことが始まるのだ。
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