雪が降る町~追憶のletter~
*
「おはよう」
「あら、晶おはよう。今日は早起きなんじゃない?」
朝起きて、リビングのソファに座って新聞を眺める。
自分も新聞を読む様になるなんて、大人になったな。なんてくだらないことを考えたりして。
「そうそう。快斗くんと昨日一緒だったんだって?」
「えっ!!」
「今朝庭でお母さんに会ったときに聞いたのよー。もう戻ってきてたのね」
「…そうみたいだね」
(まぁ、あれか。
約10年離れてはいたけれど幼馴染なのは変わらないから、別に夜に快斗と一緒にいたってお母さんは何にも思わないんだな。)
「お母さんも快斗くんに会いたいわぁ」
「・・・」
「かっこよくなってた?」
「ぶっ…」
飲みかけのコーヒーを吹き出しそうになる。
(なんか、そういう話照れくさく感じるのは私だけ?)
「おはよう」
「あら、晶おはよう。今日は早起きなんじゃない?」
朝起きて、リビングのソファに座って新聞を眺める。
自分も新聞を読む様になるなんて、大人になったな。なんてくだらないことを考えたりして。
「そうそう。快斗くんと昨日一緒だったんだって?」
「えっ!!」
「今朝庭でお母さんに会ったときに聞いたのよー。もう戻ってきてたのね」
「…そうみたいだね」
(まぁ、あれか。
約10年離れてはいたけれど幼馴染なのは変わらないから、別に夜に快斗と一緒にいたってお母さんは何にも思わないんだな。)
「お母さんも快斗くんに会いたいわぁ」
「・・・」
「かっこよくなってた?」
「ぶっ…」
飲みかけのコーヒーを吹き出しそうになる。
(なんか、そういう話照れくさく感じるのは私だけ?)