雪が降る町~追憶のletter~
5.大好きな季節
*
「大ちゃーん!」
「えっ!マジで来てくれたの?!」
翌日の夕方。
新千歳空港の搭乗カウンター前で大地をみつけて笑顔で駆け寄っていくのは晶。
「昨日ごめんね?」
「いや。晶ちゃん今日仕事は···」
「午後有給とってきちゃった」
「えーありがとう!!で····」
晶の後方から急ぐことなくマイペースで歩いてくるのは快斗。
「快斗も来たのかよ」
「そのおかげで今日は残業決定だよ」
「そりゃあ残念だったなぁーせっかくのデートが」
大地は快斗をにやにやと眺めて晶に視線を落とす。
「大ちゃーん!」
「えっ!マジで来てくれたの?!」
翌日の夕方。
新千歳空港の搭乗カウンター前で大地をみつけて笑顔で駆け寄っていくのは晶。
「昨日ごめんね?」
「いや。晶ちゃん今日仕事は···」
「午後有給とってきちゃった」
「えーありがとう!!で····」
晶の後方から急ぐことなくマイペースで歩いてくるのは快斗。
「快斗も来たのかよ」
「そのおかげで今日は残業決定だよ」
「そりゃあ残念だったなぁーせっかくのデートが」
大地は快斗をにやにやと眺めて晶に視線を落とす。