雪が降る町~追憶のletter~
第二章
1.白い封筒
*
「お昼だよっ!晶は今日はお弁当?」
「んーん。今日はないから外だよ」
じゃあいこいこ!とありさに囃したてられるが、晶のデータの入力があと少しでキリがいいこともあって2人は少し出遅れてしまった。
そこには十数人いた筈の部屋なのに10分過ぎただけで誰もいない。
「ほら!急ご!何食べる?」
「え~とね…」
「すみませーん」
丁度ドアに手を掛けた時に、そのドアの向こうから声が聞こえて勝手にドアが開いた。
「お昼だよっ!晶は今日はお弁当?」
「んーん。今日はないから外だよ」
じゃあいこいこ!とありさに囃したてられるが、晶のデータの入力があと少しでキリがいいこともあって2人は少し出遅れてしまった。
そこには十数人いた筈の部屋なのに10分過ぎただけで誰もいない。
「ほら!急ご!何食べる?」
「え~とね…」
「すみませーん」
丁度ドアに手を掛けた時に、そのドアの向こうから声が聞こえて勝手にドアが開いた。