雪が降る町~追憶のletter~
「なにか用?」
『いや。つーかそっちこそ』
「はぁ?!」
相変わらずマイペースというかなんというか。
全く意味不明。
(自分から電話してきておいて、こっちに何か用って聞き返すのってどうなの?)
でも次の瞬間、言葉がどもってしまった。
『…さっき見てただろ、窓から』
(み、見られてた…)
それで『何か用?』って意味の電話だったのか。
『わざわざ電話する距離じゃねぇから隣、集合』
晶は特に言い訳も思いつかなくて黙っていたら快斗が一方的に話をして電話を切ってしまった。
そういえば、あの白い封筒は快斗も知ってる筈なんだよな…
覚えてるかな…
『いや。つーかそっちこそ』
「はぁ?!」
相変わらずマイペースというかなんというか。
全く意味不明。
(自分から電話してきておいて、こっちに何か用って聞き返すのってどうなの?)
でも次の瞬間、言葉がどもってしまった。
『…さっき見てただろ、窓から』
(み、見られてた…)
それで『何か用?』って意味の電話だったのか。
『わざわざ電話する距離じゃねぇから隣、集合』
晶は特に言い訳も思いつかなくて黙っていたら快斗が一方的に話をして電話を切ってしまった。
そういえば、あの白い封筒は快斗も知ってる筈なんだよな…
覚えてるかな…