雪が降る町~追憶のletter~
「らっしゃーい!」
小さめな居酒屋。
ありさは彼氏がいて、その彼とたまにこの店を利用するようだった。
「ここの煮物が超美味しいから!!」
「へえ。楽しみ」
「あとは卵焼きも!」
2人は冷えた筈の体に、これは別と言わんばかりにジョッキを手に取り音を鳴らした。
「なんだかアットホームな感じでいいね」
そういって晶は周りを見渡した。
カウンター席と小上がり席が2席。
晶とありさは2名のためカウンター席に案内された。
周りにはまだ時間も早いとあって客は誰もいなかった。けれどありさの話だと6時も過ぎればすぐに満席になってしまうらしい。
先客がいなかったこともあり、料理が提供されるのが早くてすぐに2人は箸をつけ始める。
「あ、ほんと。美味しい」
「でしょ?」
そんな会話をしている最中にドアが開いた。
「いらっしゃーい!」
店主が声をあげた。
小さめな居酒屋。
ありさは彼氏がいて、その彼とたまにこの店を利用するようだった。
「ここの煮物が超美味しいから!!」
「へえ。楽しみ」
「あとは卵焼きも!」
2人は冷えた筈の体に、これは別と言わんばかりにジョッキを手に取り音を鳴らした。
「なんだかアットホームな感じでいいね」
そういって晶は周りを見渡した。
カウンター席と小上がり席が2席。
晶とありさは2名のためカウンター席に案内された。
周りにはまだ時間も早いとあって客は誰もいなかった。けれどありさの話だと6時も過ぎればすぐに満席になってしまうらしい。
先客がいなかったこともあり、料理が提供されるのが早くてすぐに2人は箸をつけ始める。
「あ、ほんと。美味しい」
「でしょ?」
そんな会話をしている最中にドアが開いた。
「いらっしゃーい!」
店主が声をあげた。