雪が降る町~追憶のletter~
「ちょっと、晶。知り合い?」
その間にありさが口を挟んだ。
「う、うん。幼馴染…」
「どうも」
快斗は一言挨拶すると座敷にあがっていた連れの所へと行った。
彼は桜井快斗《さくらいかいと》
晶同様25歳。晶とは実家が隣同志で産まれたころからずっと一緒にいてキョウダイのようなものだった。
中学校までは一緒だったのだが、高校進学の時期に快斗は高等技術専門学校への進学を決めて地元を離れた。
それからそのまま東京に就職が決まったと親伝いに聞いたっきり会うことはおろか連絡も取り合っていなかった。
(快斗・・・戻ってこれたんだ。)
しばらく会っていなくてもやっぱり一緒に育ってきた幼馴染が近くにいると思えば嬉しくなるもので、なんだか意味もなくドキドキしてしまう。
その間にありさが口を挟んだ。
「う、うん。幼馴染…」
「どうも」
快斗は一言挨拶すると座敷にあがっていた連れの所へと行った。
彼は桜井快斗《さくらいかいと》
晶同様25歳。晶とは実家が隣同志で産まれたころからずっと一緒にいてキョウダイのようなものだった。
中学校までは一緒だったのだが、高校進学の時期に快斗は高等技術専門学校への進学を決めて地元を離れた。
それからそのまま東京に就職が決まったと親伝いに聞いたっきり会うことはおろか連絡も取り合っていなかった。
(快斗・・・戻ってこれたんだ。)
しばらく会っていなくてもやっぱり一緒に育ってきた幼馴染が近くにいると思えば嬉しくなるもので、なんだか意味もなくドキドキしてしまう。