雪が降る町~追憶のletter~
『気がないなら、変に期待させるな』
どの口がそんなことを言うの?!
別に私から誘ったわけじゃないし、色目を使ったことだってない。
手だって―――···
「手だって…」
“勝手に真田さんが”
そう頭で思ったけれど、それはただの言い訳で、やっぱり快斗の言うことが正しいのかと頭を抱えた。
―――受け入れた私も悪い。
だけど、じゃあだったら快斗はどうなの?
幼馴染ならなんでもアリだと思ってるの?
「自分だって、変に期待させたりしてるじゃない―――」
どの口がそんなことを言うの?!
別に私から誘ったわけじゃないし、色目を使ったことだってない。
手だって―――···
「手だって…」
“勝手に真田さんが”
そう頭で思ったけれど、それはただの言い訳で、やっぱり快斗の言うことが正しいのかと頭を抱えた。
―――受け入れた私も悪い。
だけど、じゃあだったら快斗はどうなの?
幼馴染ならなんでもアリだと思ってるの?
「自分だって、変に期待させたりしてるじゃない―――」