君とを繋ぐ約束


チュンチュン…

「ん、もう朝…?」

あたしはスズメの鳴き声で目が覚めた。

あ、あたし昨日泣きながらいつの間にか寝ちゃってた…?

あたしはまだ少し湿っている枕を触った。

やっぱり夢じゃないんだ…

ってことは…
輝は本当に今日アメリカに行っちゃうんだ…。

なーんて考えてたとき、

「悠奈ー?
そろそろ輝くんのお見送り行くわよー。」

ママに呼ばれた。

「はぁーい、今行くー。」

あたしは返事をして階段を降りていった。

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