桜の舞う頃に
「遅れましたぁ!!」

息切れをしながら喋っている男の子。

青い瞳をした、首までの髪・・・。

ドキッ・・・・

ん・・・?

今、ドキッって・・・?

何・・・この気持ち・・・。

気のせいかな・・・。

優輝君らしい人が、壇上に上がる。

「えっと、まぁ、楽しく過ごしてすばらしい3年間にしましょう♪」

笑顔で言って、壇上を降りた。

なんだか、自由そうな人だなぁ・・・。
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