桜の舞う頃に
入学式が終わり、教室に戻った。

想像通り、隣は野崎優輝君・・・。

挨拶とかした方がいいのかな-・・・?

「あ、優輝君隣の鈴原 桜!よろしくね♪」

「ん?何で俺の名前知って・・・?」

「あ、入学式の時先生が騒いでたから、それで言ってた的・・・な?」

私がそう言うと、優輝君は笑った。

え・・・?私なんか変なこと言った?

「アハハッ・・・!何で疑問系?まぁ、いいや♪俺のことは呼び捨てな♪」

ドキッ・・・
なんだろ・・・この気持ち・・・?

「じゃあ・・・私のことも、呼び捨てでね♪」
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