俺様王子の奴隷!?
あたし・・・本郷愛美。ただ今・・・高校生の入学式です・・・。
って、あたし、こんなのんきにはげっ面にカツラ乗せてる校長の話聞いてる暇なんか無いのぉ!
もう、今日は朝から最悪
昨日お父さんが転勤であたし一人だけ家に残されたと思ってお昼ご飯買いに行こうと思ったら玄関の前になんか見ず知らずのイケメン男子が立ってるし・・・
何事!?って思って・・・
「あの・・・あたしの家になんか用ですか?」
声かけてみたのに!
「あ?お前親からなんにも聞いて無いわけ?お前今日から俺の家に居候。それと俺の奴隷」
・・・はい?
「いや、あたしなぁ~んにも聞いて無いし、知らない男の子の家に居候って言われても・・・それに奴隷とか・・・奴隷!?そんなのやるわけないじゃない!奴隷なんかお断り!あたし一人で生きてけます・・・!」
って行ったにもかかわらずこのイケメン男子はあたしの腕を引っ張って自転車の後ろに乗っけて、「ちゃんと捕まってろよ」一瞬怪しい笑みをこぼして・・・・
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