[短]時を超えても愛してる 下
「神崎さーん!!新しい新作できましたか?」
向こうから私の担当の神山君が走ってくる。
「まーだよ♪」
「そろそろ〆切なので書いてくださいよ!!!」
「華の刻の続きよね?わかっているわよ。それと静香でいいわよ。」
そう言って私はゆるりと視線を桜に戻す。
「まったく・・・静香さんはマイペースなんだからなあ。あれ、そう言えば前は名前で呼ばないでって言ってませんでしたか?」
「言ってないけど?」
「あれえ、気のせいかな?」
そう言って不思議そうに首をかしげる。
「ふふっ。そうじゃない?じゃあ帰って書き始めようかな?」
「そういしてください!次は池田屋事件ですか?」
「んー池田屋事件もいいけど、その後の主人公がどうなったかを書くよ。」
「面白そうですね!!」
「当り前よ。」
どんな物語にも負けない素敵な恋。
あの二人のその後をつづろう。
そして、あの二人の恋を残していこう。
「時を超えても愛してる、か・・・・」
私は桜から視線を外す。
そして、櫻の恋の形を書くために私はまた歩き出す。
~fin~
向こうから私の担当の神山君が走ってくる。
「まーだよ♪」
「そろそろ〆切なので書いてくださいよ!!!」
「華の刻の続きよね?わかっているわよ。それと静香でいいわよ。」
そう言って私はゆるりと視線を桜に戻す。
「まったく・・・静香さんはマイペースなんだからなあ。あれ、そう言えば前は名前で呼ばないでって言ってませんでしたか?」
「言ってないけど?」
「あれえ、気のせいかな?」
そう言って不思議そうに首をかしげる。
「ふふっ。そうじゃない?じゃあ帰って書き始めようかな?」
「そういしてください!次は池田屋事件ですか?」
「んー池田屋事件もいいけど、その後の主人公がどうなったかを書くよ。」
「面白そうですね!!」
「当り前よ。」
どんな物語にも負けない素敵な恋。
あの二人のその後をつづろう。
そして、あの二人の恋を残していこう。
「時を超えても愛してる、か・・・・」
私は桜から視線を外す。
そして、櫻の恋の形を書くために私はまた歩き出す。
~fin~