[短]時を超えても愛してる 下
「うわあ・・・・満開だあ・・・・・」
以前見たときは8分咲きくらいだった桜が今は満開だ。
「綺麗・・・だなあ・・・・」
まるで舞う桜は雪のようだった。
雪と言えば・・・・
「斉藤さん、雪好きだったなあ・・・」
冬が来るたびに斉藤さんはいつもしきりに空を気にしていた。
そして雪が降るとすごくうれしそうに微笑みながらいつも外にいた。
よく、沖田さんにそんな姿をからかわれていたな・・・
私はゆっくりと桜並木を歩き出す。
「あ、お団子売ってる・・・」
こじんまりとしたお店でおばあさんがお団子を売っていた。
「平助くんお団子大好きだったなあ・・・・」
よく二人でお団子を食べに出かけたものだ。
なぜか時々斉藤さんや沖田さんが急に現れて驚いたりもしたけど。
「本当に、たのしかったなあ・・・・」
私はしみじみと微笑みながらまた歩き出す。
以前見たときは8分咲きくらいだった桜が今は満開だ。
「綺麗・・・だなあ・・・・」
まるで舞う桜は雪のようだった。
雪と言えば・・・・
「斉藤さん、雪好きだったなあ・・・」
冬が来るたびに斉藤さんはいつもしきりに空を気にしていた。
そして雪が降るとすごくうれしそうに微笑みながらいつも外にいた。
よく、沖田さんにそんな姿をからかわれていたな・・・
私はゆっくりと桜並木を歩き出す。
「あ、お団子売ってる・・・」
こじんまりとしたお店でおばあさんがお団子を売っていた。
「平助くんお団子大好きだったなあ・・・・」
よく二人でお団子を食べに出かけたものだ。
なぜか時々斉藤さんや沖田さんが急に現れて驚いたりもしたけど。
「本当に、たのしかったなあ・・・・」
私はしみじみと微笑みながらまた歩き出す。