[短]時を超えても愛してる 下
ほら、起きて?
「ん・・・?」
優しい声。
この声・・・・聞いたことあるような・・・・
私はゆっくりと目を覚ます。
「ここは、どこ?」
あたりを見渡すと見覚えのない場所にいた。
くらい。今は夜なのだろうか?
私はきょろきょろとあたりを見渡す。
だけど見る限り広がるのは闇。
「・・・・どうしよう・・・・?」
私は途方に暮れてその場にしゃがみ込む。
ここはどこ?
土方さんは何処にいるの?
そんなことばかりが頭をぐるぐるとかすめる。
「おい。そこで何をしている?」
突然声をかけられて私はびくりと肩を震わせる。
だ、誰?
怖くて肩をすくませることしかできない私に声の主は近づいてくる。
「お前、ここでなにをしている?」
え・・・・?
この声、そしてこのセリフは・・・・
「土方さん・・・・・?」
私の声は消え入りそうなほど力弱くかすれたものだった。
そんなはずない。
わかっている。
だけど、このセリフは・・・・
「お前、櫻か・・・・?」
声の主、土方さんは私の名を驚いたように呼ぶ。
「ん・・・?」
優しい声。
この声・・・・聞いたことあるような・・・・
私はゆっくりと目を覚ます。
「ここは、どこ?」
あたりを見渡すと見覚えのない場所にいた。
くらい。今は夜なのだろうか?
私はきょろきょろとあたりを見渡す。
だけど見る限り広がるのは闇。
「・・・・どうしよう・・・・?」
私は途方に暮れてその場にしゃがみ込む。
ここはどこ?
土方さんは何処にいるの?
そんなことばかりが頭をぐるぐるとかすめる。
「おい。そこで何をしている?」
突然声をかけられて私はびくりと肩を震わせる。
だ、誰?
怖くて肩をすくませることしかできない私に声の主は近づいてくる。
「お前、ここでなにをしている?」
え・・・・?
この声、そしてこのセリフは・・・・
「土方さん・・・・・?」
私の声は消え入りそうなほど力弱くかすれたものだった。
そんなはずない。
わかっている。
だけど、このセリフは・・・・
「お前、櫻か・・・・?」
声の主、土方さんは私の名を驚いたように呼ぶ。