私の彼氏は俺様です
「お口に合うかしら?」
「はい、すごい美味いです」
そう言われて、
お母さんはニッコリ微笑んだ。
「よかった。うちはね、
陽菜子も飛乃も小食でね…
なかなかガツガツ食べてくれる子が
いなかったの。だから、
陸くんみたいな子が来てくれて、
私、すごい嬉しいの」
お母さん…。
あたしが小食?かは置いといて、
確かに飛乃は昔から小食だった。
足首なんてすっごく細い。
パキッとしたら、折れてしまいそうだ。