私の彼氏は俺様です




あたしと陸の頭は今完全に真っ白で。

さっきの飛乃みたいに

口を大きく開けて

目も見開いてるあたし…。




「さっきね〜お父さんから

 メールが来て…。

 残業が終わらないから会社に泊まる

 って言われちゃったの…。

 だけど、いつもお父さんと寝てるから

 お母さん一人じゃ寝れなくって」


「…だから…?」


「今日は飛乃と寝ることにしたの!」




これまたニッコニコして

話し出すお母さんは

もはや誰にも止められない気がした。




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