私の彼氏は俺様です
あのニッコリ微笑んだ感じ、
陸のそばにいなくてもゾクッとした。
ということは…、今陸は後ろにいて…
ゾクッどころじゃなくて、
バクバクっていうか…、
なんていうか。
とにかく、さっきからあたし、
ドキドキしすぎ!
そのとき、陸の手が腰に回ってきた。
「…っ」
「何でそんな下向いてるわけ?」
「……」
耳元で言うの、やめて!!
今度は、耳も赤くなってしまうぅぅ〜。
「ま、いいけど」
そういうと、
あたしの背中にもたれかかった。