私の彼氏は俺様です
あたし、これから陸に
何言われるんだろう。
怖くて仕方ないけど、
あたしの本心は…陸に伝えた。
だから、それでも陸が
あたしと離れたいっていうなら
もう、仕方ないのかな……。
「隠すなよ」
そう言うと、
目を隠していた腕を掴んで
自分の方へグイッと引き寄せた。
その反動で起き上がった上半身。
あたしの足の上に座っている陸は、
あたしよりも少し目線が高い。
「陸…」
「もういい、何も言うな」