私の彼氏は俺様です




あたしはやっぱりか、

という顔で陸を見る。




まぁ、直してもらったし…

どっちにしろ陸に貸しを作ると

いずれどこかでパシられる。




うん、時間の問題。

だったら今!

その貸しを解消しようじゃないか!




「…わかったよ…」




あたしはガタッと席を立つ。




「行ってきます…」




トボトボと教室を後にする。




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