私の彼氏は俺様です




不安そうに見つめてくる陽菜子を

今度はぎゅっと抱きしめたくなった。




あー、今の顔、他の奴に

見せたくなかったな。




俺の部屋に閉じ込めて

監禁したくなったレベル。




俺の手をひいて

教室を出ようとする陽菜子の頭を

ポンポンと軽くたたいた。




心配すんなよって。

俺はどこにも行かねぇよって。



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