プリンセスと王子様?!
「こんなになるまでほっといて、

旦那失格なんじゃないですか?」


・・・・

返す言葉がなかった。


「オレなら、姫香のこと、

ほっときませんよ」


「?!・・・

鈴木さん、もしかして

姫香のこと・・・」


息をのんだ。


「ええ、好きですよ。

あなたから、

奪ってしまいたい程」


・・・やっぱり。


初めて握手した時、

なんかおかしいと思ってたんだ。
< 121 / 130 >

この作品をシェア

pagetop