プリンセスと王子様?!
薬を飲んだことを

確認した聖夜は、

学校に行った。

「また来るから」

その言葉を残して。

・・・・


私は、またいつの間にか、

眠っていたみたい。


目が覚めると、

ベッドのわきに腰かけた

聖夜がいた。


「起きた?」

コクンと頷いた。

「熱、下がったみたいだね」

「ゴメンね、迷惑かけて」

「気にするなよ。

それより、晩飯も、

作ろうか?」
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