俺様王子に愛されて。


今井君に、旧校舎裏庭に連れてこられ、


「もしよかったら…俺と付き合って」


今月初の告白をされた…。



いままでの私なら、謝って逃げていた。


でも、今は違う…。

「ごめんなさい…。


私、気になる人がいるので。」



旧校舎であったあの日から、

蒼くんの顔が頭から離れない。



好き…なのかはまだ正直わからない。


でも、気になっているのは確かだから…。


「ごめんなさい…でも、



好きになってくれてありがとう」


ニコッ



「/// い、いや、うん…分かった。

こっちこそありがとう。」



そういって今井君は帰っていった…





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