学園王子と平凡娘


よく聞こえない……………


「那緒ちゃん………」


葛西先輩が真剣な顔で私を見つめた。


「もう…………一人にならないで?危ないから。……じゃないと俺心配すぎて……………」


「………はい??…………」



―チュッ―


「!!!!!!!!」


葛西先輩は急に私のおでこにキスをした。

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