学園王子と平凡娘


「あぁ!!起きたらダメですよ!!」


「え??……あぁ……家に熱冷まシートは無いんだった………だからタオル濡らしてくれたの??」


「はい………」


葛西先輩はニコッと笑って私の頭を撫でた。


「偉い偉い!!」


「なっ………何ですか………!?」


嫌だけど嫌じゃない…………


頭にはいつもより熱い葛西先輩の手………


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