学園王子と平凡娘
ベッドから降りて先輩を見ると、汗で服が濡れていた。
「那緒ちゃん!!もう帰った方がいいよ!!兄ちゃん、かわいい子見つけたらうるさいから!!」
かわいい子??
私が??
どーせお世辞でしょ………
「私、帰ります。あの………先輩………服………汗で濡れているので着替えた方がいいですよ??」
先輩は自分の着ているものを見た
「ほんとだ………ありがとう!!那緒ちゃん!!」
「いえ…」
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