学園王子と平凡娘



目を開くと、オレンジ色の天井が見えた。


………私………どうなったの??


頭を触ると、包帯の感触…………

頭うったんだ………


痛い。


「…スー…那緒ちゃん…………」


どこからか声がした。


起き上がると、左側に違和感を感じた。


見てみるとそこには、葛西先輩が眠っていた。
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