学園王子と平凡娘




…………―


「せんぱーい!!!!!お待たせしました!!!!!!」


先輩は校門の前に立っていた。


校門の前には女の子達がたくさんいた。


「那緒ちゃん!!!!」


葛西先輩のところに行くと女の子達が私を見た。


その女の子達は「あの子彼女かな??」とか、「ただの後輩とかそんなもんでしょ??」とか、「イケメンの彼女はやっぱりかわいい子か……」とか………嬉しかったり傷ついたりなことを話していた。
< 211 / 255 >

この作品をシェア

pagetop