学園王子と平凡娘


「今、なんか動いた!!!!!!!」


「は???」


ガサガサガサガサッ


「きゃーーーーーーー!!!!!!!!」


私は陸に抱きついてしまっていた。


「お、おい!?!?!?」


その時、草の陰から何かが出てきて私を引っ張った。


「か、葛西先輩!?!?!?」


葛西先輩は珍しく不機嫌そうな顔をしている。


「先輩??」
  



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