学園王子と平凡娘


「何で笑ってるの????」


私、笑ってた!?!?


「その…………」

正直に言おう…………


「か、かわいかったので!!!!!!!!!!!」


私がそう言うと、先輩は私に顔を近づけて言った。


「男にかわいいなんて言うもんじゃないよ??」


「…………///////」


私にそう言った時の先輩の顔は、いつも以上に綺麗で大人っぽかった。


「行こうか!!!!もう、肝試しも終わっただろうし!!!!!!」


「はい!!!!!」



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