学園王子と平凡娘



冬実さんの家の前に着いた。


「ありがとっ!!また、光と出かけたいな……」


また…………


先輩は、たぶんOK。
幼なじみだし…………


だけど、先輩の答えは違ってた。


「悪いけど、それは無理」


「「え………??」」


先輩の答えに私と冬実さんはそう言ってしまった。


「俺、奈緒ちゃんの彼氏だから。今日、一緒にいたのは偶然会ったからだし、もう、2きりは無理だと思う…………」


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