恋難
―――――4月

新しい生活に
胸を躍らせながら、
菜月は
A中学校に入学した。


規模が小さい
A中学校は、
クラス数が少なく、
顔見知りの人が
多かった。


C組に入ったアタシは、
小学校から
一緒の友達と
仲良く話していた。

「友達、できるか
不安やな~…。」

「菜月やったら
大丈夫やろっ!!」

「そういえばさあ、
美香、何部入るん?」

「う~ん…
まだ決まってないんやけど
入るとしたら
バスケ部かハンド部かテニス部かなぁ。
菜月は?」

「アタシはぁ・・・
ハンドかテニス!!迷うわぁ…」

「じゃ、また今度見学行こっ!!」

「うん!!」




とか言って、
アタシは入学式を無事に終えた。
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