純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~

「俺をイかせるなんて、生意気な女」

「は?」

「でも、もう離さない」

「桐生さん……」


ギュッと抱き寄せられた胸の中で、彼の速い鼓動に耳を澄ませる。


「もっとイかせてあげる」

「生意気な」


クスッと笑った彼は、深いキスを落とした。



「お前、仕事は?」

「んーと、失業した」

「はっ?」

「雇ってくれないかな、ここで」

「たく、無謀なヤツ」

「文句ある?」

「ん、ない」



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