Sexual Secret
ねえ先生、私が好きだと言ったら、先生はどうするのかな。



あの人との本当の関係を言って、それで終わりなのかな。




私の気持ちには、答えを出してくれるのかな。





「……先生、好きです」



まだカウントは7あたりで、意外にも早くそれを口にした私に、先生は少し驚いていた。



そして意外にも、言ってしまえばそんなに恥ずかしいものでもなかった。




ただ残るのは、後悔と不安。



言わない方が、よかったのかもしれない。
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