Sexual Secret
結局、あの人は先生の元カノだった。



あの人は、ずっと先生にヨリを戻したいと言っていたそうだ。



その気がなかった先生は、それをずっと拒み続けた。




そしてあの日、あの人は先生の家に押しかけた。




「もう忘れるから、最後に一度だけ抱いてほしい」



そんな、嘘か本当かわからないような言葉を、先生は受け入れた。



そしてそこに現れたのが、私だった。




先生は、その話を終えると「これで満足だろ」と笑って言った。

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