Sexual Secret
捕らえた両腕を、必死に動かそうとする。




だけど、そんな私の非力な抵抗が先生に通用するわけもなく。



ただ、されるがままだった。




「や…やだ…」



「なに、こんなんで感じてんの?」



「ちが…」



「違う?嘘つけ。それに、襲われて感じたら、流されるんじゃなかったのか?」





先生は意地悪だ。



私は、何も言えなくなる。




あんなこと言わなきゃよかった。



そして再開される行為。




私は抵抗することさえ忘れて、それに、感じてたんだ。

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