Sexual Secret
「ほら、早く答えろ」



「い…嫌です」



「10数える間に言えなかったら、無理にでも調べてやる」




そんな無茶苦茶な。



先生の口元は、にやりと笑っていた。




ゆっくりと、10からカウントが始まる。




ちょっと待って。



答えるのは恥ずかしすぎる。




だからといって「無理にでも調べる」という言葉は恐ろしすぎる。



カウントが5まできて、焦る私。




そんな私の姿を楽しそうに見ながら数を数える先生。





抑えつけられてる腕が、痛い。

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