Sexual Secret
先生は黙って、キャミソールの胸元あたりをすこし下に引っ張った。



そんなことしたら、本当に下着を見られる。




だけど止めたくても、先生が私の手首を抑えつける力がびっくりするほど強くて動けない。





「ほらな、嘘だった」



得意げに先生はそう言ったけど、私はどうして先生が嘘だとわかったのかが知りたかった。




「…もういいですよね。早く離してください」



とりあえず、早くこの訳のわからない状況から抜け出したかった。




だけど先生は私の耳元に顔を近づけた。





「黒って、エロいよな」



そう言い残して、また、パソコンに向かっていた。

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