Sexual Secret
「もっと早く、悠梨を解放してあげたかったんです。でも、努力して俺と向き合おうとしてくれてる悠梨を見たら、離してやれなくて...」
そんなこと、俺に言ってどうなる。
「結局悠梨を、たくさん傷つけた。悠梨の傍にいる資格なんて、最初からなかったんです...」
それは、俺に言うことじゃないから...
「それ、あいつに直接話してやれよ」
それが一番、お互いにとっていいはずだから。
きっと、あいつにだって話したいことはあるだろうし。
「あいつ、呼んでくるから」
そう言って俺は、病室を出た。
そんなこと、俺に言ってどうなる。
「結局悠梨を、たくさん傷つけた。悠梨の傍にいる資格なんて、最初からなかったんです...」
それは、俺に言うことじゃないから...
「それ、あいつに直接話してやれよ」
それが一番、お互いにとっていいはずだから。
きっと、あいつにだって話したいことはあるだろうし。
「あいつ、呼んでくるから」
そう言って俺は、病室を出た。