Sexual Secret
「お前さ、そんなにそれが大事?」



「当たり前ですよ、早く新しい場所みつけないと」




元々、新しい住居を見つけるまで先生の家にお世話になるということだった。



そろそろ見つけないとと思い、やっと本気で探しはじめたのだ。




「わかってねえな」



そう呟いて、先生は驚きの早さで私に近づいて手からケータイを奪った。




私は唖然として、言葉もでない。



先生は奪ったケータイをベッドの上に投げ捨てた。



フカフカのベッドに埋れたケータイ。




もしかして、怒ってるんだろうか。
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