Sexual Secret
結局、終わってから考えると、目をちゃんと開けていたのかさえもうわからない。



先生の腕の中で、事の後の気怠さを感じてた。




「先生...」



「ん...」



「幸せだ、私...」



「当たりだろ、俺の傍にいるんだから」





そんな笑っちゃうような台詞を言える先生が好き。




私を抱きしめる腕も。


汗に濡れる髪も。


心地良いリズムの鼓動も。




全部全部、大好き。



もう何があっても、離れない、離れたくない。




これ以上の幸せを感じられるところなんて、きっと先生の傍以外にないから。
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