初恋
それと真由はあたしが恋を
出来ないということは伝えてある。
「そんなことないもん。」
「はいはい。」




そしてHRが終わり
真由と喋ってると
急に

きゃああああああああーーーー

という声が聞こえてきた。


「この声何?」
「あいつが来たな。」
「あいつ?真由、それ誰?」
「中島爽。学1のモテ男。」
誰やろ?
そう思っているとドアが開いた。


うん?
そこかで見たような・・・・・。
あっ、朝ぶつかった人や!!

「真由、あたし朝あの人とぶつかった。」
「そうなん?」
「うん。優しかったよ。」
「ふーん。さくらも恋がもう少ししたら
 分かるんやろな。」
「・・・・・どういうこと?」
「あぁ、気にしんといて。」



キーンコーンカーンコーン



「あっ、チャイム鳴ったね。真由後で詳しく聞かせてね。」




中島爽・・・ねぇ。
どういう人何やろ・・・・・。
それより真由が言ってた
さくらも恋がもう少ししたら分かるんやろな
ってどういう意味やろ?
恋ってあたしが?
誰に?
好きも分からないあたしに
恋というものができるのかな?




「・・・原、愛原、愛原!!」
「は、はい。」
今は・・・・・
数学?
やばい!!
あたし単位ギリギリなのに・・・・・。
「ぼーとするな。今日愛原居残りな。」
「えっ、あ、はい。」
「あっ、中島もな。」
えっあの人も一緒なの?
1人がいいのに・・・・・。
いややな。
「えー、めんどい。」
「いいから来るだけでも来い。」
「はーい。」



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