初恋

突然に・・・・・。

その夜電話があった。

知らない番号・・・・・。
出るのやめとこ。



ぷるぷるぷるぷるぷるぷる


はぁ、まだ鳴ってるよ。
あぁーもううっとおしいな!!

ここであたしは観念して
電話に出ることにした。
その相手とは・・・・・。


「はい。」
「なんだよ、さくら。シカトすんじゃねぇよ。」
この声は爽・・・・・・?
「・・・・・爽?」
「おぅ。」
なんで電話番号知ってんの!?
「どっから聞いたのよ!!あたしの電話番号。」
「早坂。」
あぁーー、真由何してくれてんの!!
「あたし言ったよね?もうこれ以上関わらないでって!!。」
「あぁ。でも俺がさくらと関わる必要があるんだよ。」
「何よ。どんな必要なのよ。聞かせてもらおうじゃないの。」
「俺がさくらに好きを教える。」
えっ?あれ本気だったんだ・・・・・。
「でもあたしは望んでない!!じゃあね?」




ほんと何なの?
真由に聞くほどのことだったの?
爽意味分かんない。
あぁー頭痛くなってきた。
今日はもう寝よっかな・・・・・。

ぴぴぴぴぴ

メール?
誰だろ。


【受信:爽

 本文:突然電話してごめん
    でも俺がさくらに恋を教えるっていうのは本気だから。
    じゃあおやすみーーー】



爽、ほんと嫌い。
返信なんかしないからね!!

あぁ眠くなってきた。





「ちょっと、やめてよ。」
「いやだ。」
「もう///」
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